製作記04 ハセガワ 1/20 フェラーリ312T2
今回のエンジン塗装のテーマはずばり「オイルのにおい」。
当時のエンジンは現代F1のような磨かれた金属の質感ではなく、
オイルで汚れ、すすで汚れ、それが高熱で煤けた、とても熱気を帯びた風格を漂わせています。
そんな重量感のある質感をプラスチックに再現しようと思います。
まずはセミグロスブラックで下地を作り、そこに取説通りH90シャインシルバーを吹きます。
この塗料はめちゃくちゃ多くの粒子が含まれた塗料なので閉め切った空間で吹くといつまでも金属ラメが滞空します。
出来れば外で塗装してください。
この状態ではまだまだ金属の重みは出てませんね。

金属の焼けを表現するためセミグロスブラックにカッパーを混ぜ、それを薄め液でシャビシャビにしたものを吹きました。
とくに奥まった部分を厚めに吹くことで立体感が出ます。

次にオイル染みを表現するため、セミグロスブラックとブラウンを混ぜたエナメル塗料をスミ入れします。

工具があたったり人間の手が触れて磨かれたりした質感を出すため
最後にシルバーでドライブラシをかけ、エッジを強調しました。

最初のシャインシルバー吹きっぱなしから比べるとなかなかいい風格が出たと思います。
当時のエンジンは現代F1のような磨かれた金属の質感ではなく、
オイルで汚れ、すすで汚れ、それが高熱で煤けた、とても熱気を帯びた風格を漂わせています。
そんな重量感のある質感をプラスチックに再現しようと思います。
まずはセミグロスブラックで下地を作り、そこに取説通りH90シャインシルバーを吹きます。
この塗料はめちゃくちゃ多くの粒子が含まれた塗料なので閉め切った空間で吹くといつまでも金属ラメが滞空します。
出来れば外で塗装してください。
この状態ではまだまだ金属の重みは出てませんね。

金属の焼けを表現するためセミグロスブラックにカッパーを混ぜ、それを薄め液でシャビシャビにしたものを吹きました。
とくに奥まった部分を厚めに吹くことで立体感が出ます。

次にオイル染みを表現するため、セミグロスブラックとブラウンを混ぜたエナメル塗料をスミ入れします。

工具があたったり人間の手が触れて磨かれたりした質感を出すため
最後にシルバーでドライブラシをかけ、エッジを強調しました。

最初のシャインシルバー吹きっぱなしから比べるとなかなかいい風格が出たと思います。
| 1/20 フェラーリ312T2 | 10:56 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑